大阪市内、神戸、西宮でパーソナルカラー診断。
ひと工夫したスタイルが定評の元繊維商社マン、
カラーコンサルタントのタゴアキコです。
雨が降ると、いつも思い出す光景があります。
ひと工夫したスタイルが定評の元繊維商社マン、
カラーコンサルタントのタゴアキコです。
雨が降ると、いつも思い出す光景があります。
フランス、パリのマルシェにて。
赤いドット柄の傘を杖代わりに歩く、一人のマダム。
赤いドット柄の傘を杖代わりに歩く、一人のマダム。
腰は少し曲がりぎみ、歩くスピードはのんびり、ゆっくり。
恐らく耳が遠いのでしょう。
時折、店のムッシューと大きな声で会話を交わしています。
楽しそうに野菜や果物を手に取る、優しそうな雰囲気のおばあちゃん。
時折、店のムッシューと大きな声で会話を交わしています。
楽しそうに野菜や果物を手に取る、優しそうな雰囲気のおばあちゃん。
ちょうどその日、外は小雨模様でした。
買い物を終え傘を差そうとした時、先のマダムの姿が目に入りました。
外見から推測して、結構なお年だったと思います。
外見から推測して、結構なお年だったと思います。
傘を杖のようにして歩くマダムの足元は、3センチほどのヒールがある真っ赤なパンプスでした。
当日の天候やマダムの年齢を考えて、私だったらきっと歩きやすいフラットシューズを選んだでしょう。
特にパリの街は石畳が多いので、足が丈夫な人でもヒール靴で歩くと疲れてしまいます。
例え足元が悪くても赤いパンプスを履き、街へ繰り出すマダムの姿に、『強い信念』のようなものを感じました。
あれから何年も経ちますが、雨の日にはマダムの真っ赤なパンプスが頭をよぎります。
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