4/22/2016

緑のストローと赤い口紅 / une paille verte et un rouge de Chanel

ありがたいことに、少しずつこのブログを読んで下さる方が増えています
『シャネルの赤』というページが、ここ最近の一番人気
当ブログの記念すべき第一回目となる投稿ページです。

ところで、赤い口紅を塗るようになり、気になることがひとつあります。
飲み物を口にした後、コップの淵にべったりと残る赤色。
映画などではコーヒーカップについた口紅を、女性を表す描写に使うこともありますが、実際はあまり見ていて心地良いものではないと思います。
どことなく、性的なものを感じてしまうのは私だけでしょうか。

正しいマナーは親指と人差し指でさっと淵を拭い、紙ナフキンやハンカチなどでさり気なく口紅ついた指を拭き取るのがエレガントとされます。
こういう行動を美しく、サッとこなせる人って素敵だと思います。

余談ですが、最近カフェなどでアイスドリンクを頼むと緑色のストローを差し出される機会が増えました。
のストロー、オシャレに見えるだけでなく先端についた口紅の跡を目立たなくするメリットがあるそうです他にも、赤や黒ストローでも同じことが言えるのだとか

ちなみに、色彩学において赤と緑は補色の関係にあります。
補色とはつまり反対色を意味し、互いを目立たせる効果があります。
論理に基づくと緑のストローに赤い口紅だと赤色が目立ちそうな気がします。
でも、なぜか目立たないから不思議です。

久々に訪れたカフェで緑のストローをさしたグラスを片手に、色について思いを巡らせました。

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