8/03/2017

物の価値 / valeur d'objet

カラーコンサルタントのタゴアキコです。


先日、京都国立近代美術館に行って参りました。
目的はこちら。

「技を極める ヴァンクリーフ&アペール ハイジュエリーと日本の工芸」


宝飾品と工芸品。
ジャンルは異なりますが、どちらも素晴らしい逸品。

このふたつの【マリア―ジュ】は、実に見事でした。


ヴァンクリーフ&アペールと聞くと、「高級」とイメージされる方も多いと思います。
私も、ダイヤモンドを贅沢に敷き詰めたジュエリーは高価で当然と感じてはいたのですが、先の展示会にてその価値観は一掃されました。


ひとつのジュエリーに対して関わる人の数、時間、仕事の質、職人魂。
これらが圧倒的にハイレベル!!

デザイン画は、それ一枚で美術品と言っても過言でないほど。
完成をイメージするために作られるレプリカに至っては、本物顔負けの仕上がりです。

また、宝石の質を見分ける職人は、自然光の下でしか検品を行わないそう。
研磨師のマダムは、セキュリティのため自身の行動にも気を配るなど、こだわりも徹底しています。


今回、作品ができるまでの工程を知ったことで、私の中のヴァンクリーフ&アペールの価値は2倍にも3倍にもアップしました。



私が扱うパーソナルカラー診断も、皆さんにその価値をご理解いただいてこそ。

丁寧な職人技を目の当たりにし、自らの仕事に対して身が引き締まる思いでした。


京都での開催は、8月6日(日)まで
おすすめは職人たちのドキュメンタリー映像
見事な匠の技に、思わずため息が漏れました

8月の予定を更新しました

カラーの専門家を目指すなら

0 件のコメント: