先日、久しぶりに自分の顔をまじまじと見る機会がありました。
こんなにも「私」と向き合ったのは、いつぶりでしょう。
メイクをする時間でさえ急いでパパッと済ませてしまうため、鏡越しに自分の顔を見ているようで見ていないことがほとんどです。
じっくり向き合うことで、ずっと頭の片隅にあったモヤモヤが晴れ、気分がスッキリしました。
パーソナルカラーの理論を学ぶ一環で担当講師に似合う色を診断してもらったのですが、己を知る作業は楽しくもあり、難しくもありました。
第一の難関は、色眼鏡を外すこと。
自分のことは自分が一番見ているようで、意外と「イメージ上の姿」をとらえていることが多いように思います。
私も知らぬ間に、「私」という人物をフィルター越しに見ていることに気づきました。
次の難所は、客観的な目線を持つこと。
余分な雑念を排除し、ありのままの自分を第三者的に判断するためには、かなりシビアな観点が必要だと感じました。
診断を受けてよかった点は、これまでことごとく失敗してきたジャンルの色合わせの原因が判明したこと。
濁った色の服に何度も泣かされてきたのですが、そもそも私はこの手の色が得意でないことが明らかになりました。
純粋なお客さんの立場で診てもらうのであれば、もう少しリラックスして楽しめたのですが、私が最終的に目指すところは診断する側。
色の差異を確認しながら、無意識のうちに講師の手順を目で追っていたので、その日は目がとても疲れました。
それでも、等身大の自分と向き合う時間はとても有意義なものでした。
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