9/19/2017

色の正体 / son vrai caractère

カラーコンサルタントのタゴアキコです。

朝、ダイニングテーブルの上にリンゴがありました。
赤くて美味しそうなリンゴです。

「今夜のデザートに食べようね」と、お母さんが言いました。


夕方、お母さんが食後のデザートに用意してくれたリンゴを楽しみに帰宅しました

テーブルの上にあったはずの赤くて美味しそうなリンゴが、闇に包まれ黒く見えます。


あれ?リンゴの赤色はどこへ消えたのでしょう。



ご存知の方も多いと思いますが、色は物体が発しているのではありません。
光の作用により、物に色がついているように見えるのです。

リンゴに反射した光が私たちの目に届き、脳の中で「これは赤ですよ」と認識することで、リンゴは赤く見えます。

つまり、暗闇の中にあるリンゴには光が届かないため、リンゴの色は「ない」というのが答えです


不思議ですよね。

色は、光の中では「ある」のに、暗闇では「ない」だなんて。
まさに、サイエンスミステリーですね。


色の世界は実に奥深く、面白い世界です。



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